恋愛上手>危険な恋愛、だけど順調。心と裏腹

Ｃase 2　（7）
それからはＳ子とは月１度デートをしたり、会社の帰りに飲みに行ったりしていま
した。本当に時々の事ですし、会社内でも殆ど顔を合わせないし部署も違うので誰も
私達の関係は知らなかったでしょう。
そんなある日、係長から「よう、お前んとこのＹ子誘って飲みにいかねえか？」
一応私はあなたより役職は上なんですけど！と心の中で思いつつ、
「そうだな、たまには憂さでも晴らすか、聞いてみるよ、メンバ―はどうする？」と
私が言うと、
「いや、お前とＹ子、他に誰か一人でたのむわ。」ときたもんだから、ははーん・・
・。「何だＹ子と飲みたいんだ！、それならそうと初めから言えばいいだろう。」と
言う事ですぐにセッテイング、気兼ねなくＳ子を連れて４人で飲みに行ったんです、
係長はＹ子にべったりで、まあどうでもいいや、って感じで、私はＳ子と二人の世界
でした。
でもこれが後で大変な修羅場になるんです。

その件があってしばらくすると、今度は課長が、又Ｙ子と飲みたいと言う、勘弁し
てくれよ、俺こずかい無くなっちまうよ・・・。
実は課長もＹ子がお気に入りで、何回か口説いたらしい、だけど二人だけはダメで
、他に誰か行けば行くと言う事で、俺に泣き付いてきた訳だ。

そこで私は課長と係長を一緒に呼んで、Ｓ子だけじゃ心配なんで、Ｓ子に頼んで他
に行ける女の子に声を掛けてもらい１名チョイスした、Ｙ子とＳ子とチョイスの３名
と私と課長と係長の３名、そしていつもの駅前の居酒屋を予約した。
その日はこの所、秋晴れが続いていたが朝から曇ってぐずついた天気だった。